要望調査委員会
2024年度
活動報告

年度前半には神奈川県、自民党、公明党への障がい者の要望活動、後半は33市町村への市町村補助事業調査を行い、まとめるという委員会活動を行いました。

今年度は、昨年度より委員の人数が減ったため大変な部分もありましたが要望書では、「グループホーム等運営費補助事業の見直しについて」また、止まぬ「物価高騰に対する支援金のお願い」という2本立てで要望書を提出いたしました。

要望調査委員会

事業内容

  • 2025年度精神障がい者支援及び福祉財政施策に関する要望書作成及び提出
  • 2024年度神奈川県精神保健福祉に関する市町村補助事業調査。
    • 調査期間:12月1日~12月28日
    • 回収率100%(33市町村)

委員会開催及び活動

月日 項目 場所 内容 参加数
5/22
(水)
第1回委員会 Fプレイス 年間スケジュール・ヒアリング項目確認
6/17
(火)
第2回委員会 Fプレイス ヒアリング項目・要望書内容確認
7/11
(木)
自民党
ヒアリング
県庁 ヒアリング
7/26
(金)
公明党
ヒアリング
県庁 ヒアリング
10/9
(水)
県要望書提出 県庁 要望書提出
11/14
(木)
第3回委員会 Fプレイス 要望書最終確認 6
11/20
(月)
要望書回答 ZOOM 県障害福祉課より要望書回答 9
3/11
(火)
第4回委員会 Fプレイス 年度報告 4

会計報告

収入の部

項目 予算額 決算額 備考
県精連事業費 300,000 300,000
利息 0 130 利息
合計 300,000 300,130

支出の部

項目 予算額 決算額 備考
委員活動費 50,000 40,000 委員活動費・
市町村補助事業調査費
事業費 250,000 199,835
会議費 10,000 3,680 会議室使用料
印刷製本 235,000 133,000 要望書・市町村補助事業調査報告書印刷丁合等
作業費 62,000 市町村補助事業調査入力・編集作業等
雑費 5,000 2,155 振込代等
小計 300,000 240,835
県精連へ返還 59,295
合計 300,000 300,130

総括

今年度、急遽要望調査委員長をやることになり、慌てながらのスタートでした。

しかし、各委員の協力もあり、自民党や公明党、神奈川県障がい福祉課と要望書を提出することができました。

長年、県に神奈中への精神障害者割引制度を働きかけてほしいと要望し続けていたことがこの任期最後にかなったことは大変喜ばしく思います。

また、市町村補助事業調査票にて各地域の問題点もわかるようにまとめることができました。

ぜひ、いろいろなところで活用していただきたいと思います。

最後に市町村はじめ、私たちの活動にご協力頂いた皆様に感謝申し上げます。

ありがとうございました。

(みらまーる 羽根由起江)

要望調査委員という貴重な役割に携われた日々は、あっという間でした。

県域でつながる事の良さ、そして今まで関わって来られた方々の大変さや実績を知る事が出来ました。

2025 年度からの大きな変革はきっと次に繋がるはず、と信じたいです。

年度末に「4 月 1 日からの神奈中バス精神障害者割引制度の導入」を知り、気持ちも前向きになりました。

何も分からずに委員会に参加し、“無知の知”を身をもって体験できたこと。そして継続は力なんだと実感できたこと、皆様に感謝します。二年間ありがとうございました。

(ワークA 植野ゆかり)

今年度、退会された事業所があり、ピンチヒッターとして1年間の委員会活動でした。

以前にも携わらせていただきましたが、要望調査委員はその時々の福祉医療分野の問題をよく知る機会にもなり、今回もとても勉強になりました。

要望を出すということは事業所会員の方々からのご意見を行政に届けて少しでも当事者の生活を良くしたり、事業所を利用しやすくするためでもあり、2 月に行われた全体研修でも話されていた社会変革につながる活動でもありますので、今後も続けていただきたいと思います。

(就労プラザながさわ 宮崎大輔)

半年ほどのとても短い活動で活動内容をつかむ前に終わってしまいましたが、県への要望提出の同行など、とても貴重な経験をさせていただきました。

ありがとうございました。

(湘南塩梅 若林 昌子)

今年度、要望調査委員としての活動を通じて、多くの貴重な経験を得ることができました。地域の声を拾い上げ、それを具体的な改善へとつなげる過程は大変意義深いものでした。神奈中バスが令和 7 年度から精神保健福祉手帳を所持している方の運賃を半額にする決定をしたことは、委員会の尽力が実を結んだ大きな成果のひとつです。

委員会では、地域の課題を深く掘り下げ、問題点を明確にした上で要望をまとめることに力を注ぎました。こうした取り組みの中で、意見交換を通じて新たな視点を得る機会も多く、自身の思考の幅を広げることができました。

社会の変化に伴い、地域のニーズも常に変化しています。今後も、こうした変化に柔軟に対応しながら、より実効性のある要望活動を展開していきたいと考えています。最後になりますが、活動にご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

(ほっとステーション平塚 長坂)