要望調査委員会
2022年度 活動報告
神奈川県への要望活動、市町村補助事業調査を合わせて委員会活動を行いました。 今年度も昨年同様、なかなか対面で委員会を行うことが難しかったですが、要望書や市町村補助事業調査の担当を前年度と同じにするなどその都度臨機応変に対応してきました。 また、物価高騰に伴い、春には「原油値上げ等による物価高に対する経済支援」を緊急要望として県に提出いたしました。
要望調査委員会
事業内容
- 2023年度精神障がい者支援及び福祉財政施策に関する要望書作成及び提出
- 緊急要望書「原油値上げ等による物価高に対する経済支援」を作成及び県に提出
- 2022年度神奈川県精神保健福祉に関する市町村補助事業調査。
- 調査期間:12月1日~12月28日
- 回収率100%(33市町村)
委員会開催及び活動
月 日 | 項 目 | 場 所 | 内 容 | 参加数 |
---|---|---|---|---|
5/23 (月) | 第1回委員会 | Fプレイス | コロナ対応の報告等、要望項目・内容確認 | 10 |
6/6 (月) | 第2回委員会 | Fプレイス | 要望書内容確認、コロナ緊急要望書内容確認 | 8 |
6/8 (水) |
自民党ヒアリング | 県庁 | ヒアリング | 4 |
7/12 (火) | 第3回委員会 | Fプレイス | 要望書最終確認、市町村補助事業調査内容確認 | 8 |
7/19 (火) | 公明党ヒアリング | 県庁 | ヒアリング | 3 |
11/8 (火) |
第4回委員会 | Fプレイス | 市町村補助事業調査 | 9 |
11/18 (木) |
要望書回答 | ZOOM | 県障害福祉課より要望書回答・補助事業について | 7 |
会計報告
収入の部
項目 | 予算額 | 決算額 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
県精連事業費 | 350,000 | 350,000 | ||
利息 | 0 | 3 | ||
合計 | 350,000 | 350,003 |
支出の部
項目 | 予算額 | 決算額 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
委員活動費 | 80,000 | 36,000 | 委員活動費・ 市町村補助事業調査費 |
|
事業費 | 270,000 | 175,055 | ||
会議費 | 10,000 | 1,000 | 会議室使用料 | |
印刷製本 | 255,000 | 173,120 | 要望書・市町村補助事業調査報告書印刷丁合等 | |
雑費 | 5,000 | 935 | 振込代 | |
小計 | 350,000 | 211,055 | ||
県精連へ返還 | 138,945 | |||
利息分 | 3 | |||
合計 | 350,000 | 350,003 |
総括
コロナ禍という状況も慣れてきた2年間でした。昨年度は初めての委員の方もおり、委員会開催できず委員も大変だったと思います。そんな中、お互いに連絡を取り合いながら要望書、市町村補助事業調査票など作成することができました。また、昨年からの電気料金・ガソリンの値上げ、様々な商品の物価高騰はどの事業所の運営にも影響を及ぼしていました。それを踏まえ、春には県の方に緊急要望として「原油値上げ等による物価高に対する経済支援」を提出いたしました。今年1月の県・市からの助成金は国や県に実情をわかってもらい、要望していくという私たち要望調査委員会の活動が少しづつ結果に表れてきたのかもしれません。
これからも継続して活動をしていきたいとあらためて思わされました。
部会の皆様や会員の方のご協力の中、今年度も活動を終えることができました。
次年度も県へ精神障がい者の方の現状、地域格差、事業所の希望などその都度伝えていきたいと思っております。
(要望調査委員長 羽根 由起江)
今年度の要望調査委員としての活動を通じて、様々な経験を得ることができました。委員としての責任感やチームワークを養うことができたとともに、地域の課題のための調査や要望書を作成するプロセスに携わることで、自己成長の機会を得ることができました。また、要望書を作成するにあたり、他の委員との意見交換を通じて、自身の考え方や表現力の向上にもつながりました。
目まぐるしく変わる制度や、昨今の情勢において要望調査委員会で出来ることはまだまだあると感じています。来年度以降もより充実した内容の委員活動になることを望んでいます。この活動では様々な方のご協力をいただき感謝しています。ありがとうございました。
(かほんの丘 長坂)
要望委員会での活動は、自分の仕事の仕方や新しい気付きを頂けた貴重な機会になりました。
理事長、事務局長、委員長、委員の方々にはいろいろなことを教えて頂き、わからないことは自分でも調べてみるなどとても勉強になりました。
要望委員会での経験を日々の業務に活かしていき、精進していきたいと思います。2年間ありがとうございました。 鶴巻工芸相談室 小林
(鶴巻工芸相談室 小林)
要望調査委員だった前任者の退職に伴い、後半の1年間を引き継いで参加させていただきました。委員会などにもあまり出席できず、ご迷惑をおかけしたことを申し訳なく思います。
そんな1年間の中でも、県への要望書の担当部分の作成や、市町村調査の集計に取り組ませて頂きました。
アドバイスを頂きながら進めて行く中で、障害福祉に関する昨今の様々な課題、方向性などが改めて勉強なったり、各市町村の施策や取り組みを知る良い機会となったりしました。
日々の業務に追われ、目の前の事ばかりに視野が狭くなってしまっていたかもしれない自分への気付きにもなったように思います。
1年間ではありましたが、ここでの経験を今後に活かしていけたらと思います。ありがとうございました。
(にこにこパン工房 藤井)
2年間、初めて要望調査委員として活動させて頂き、委員会では他市町村の取り組みなどについて委員の方々と情報交換ができ、貴重な機会となりました。また、要望書作成や市町村補助事業調査に取り組む中では、委員会の皆様から制度の調べ方等のご助言を頂きながら各市町村の制度や他市町村との違いについて理解を深め、普段の業務でも活かすことができました。当事者の思いや困りごとを聞く重要性も改めて認識しました。
要望調査委員会での経験や学んだことを今後も活かしていきたいと思います。2年間ありがとうございました。
(パレッタ 塙)
途中で要望調査委員を引き継ぐことになり、2年に満たない期間の活動ではありましたが、要望書と市町村補助事業調査票の作成に関わらせていただいたことで、あらためて制度の理解や自事業所の地域の特性について学び直すことができました。
他市町村の補助事業の内容を知ることで、自身の地域の強みと課題が明らかになり、今後の地域での活動に生かすことができると思っております。
委員会の出席がかなわず、委員長をはじめ他の委員の皆様にお任せすることが多く恐縮いたしておりました。短い期間でしたが、ありがとうございました。
(トントン工房 塩田)