要望調査委員会
2020年度
活動報告

神奈川県への要望活動、市町村補助事業調査を合わせて委員会活動を行いました。

今年度は委員会を開催することが難しかったので、要望書や市町村補助事業調査の担当を前年度と同じにするなどその都度臨機応変に対応してきました。

また、今年度は新型ウィルス感染拡大に伴い、1.今年度地域活動支援センター補助事業を前年度実績補助について 2.精神障がいの方が外来でPCR検査後、陽性が出た場合の収容施設について 3.国のコロウイルス感染予防対策関連備品に関する補助についての3つを県に緊急要望書として提出いたしました。今までに経験したことのない新型ウイルスへの対応の事業所の現状について直接お話しできたことはとても有意義だったと思います。

次年度もまだまだ予断を許さない状況ですが、県にはその都度現状は伝えていきたいと思っております。

要望調査委員会

事業内容

  • 2022年度精神障がい者支援及び福祉財政施策に関する要望書作成及び提出
  • コロナ禍での活動について緊急要望書作成及び提出
  • 2021年度神奈川県精神保健福祉に関する市町村補助事業調査。
    • 調査期間:11月1日~11月30日
    • 回収率100%(33市町村)

委員会開催及び活動

月 日 項 目 場 所 内  容 参加数
7/7
(火)
第1回委員会県民センターコロナ対応の報告等、要望項目・内容確認11
8/3
(火)
第2回委員会Fプレイス要望書内容確認、コロナ緊急要望書内容確認9
9/10
(火)
第3回委員会県民センター要望書最終確認、市町村補助事業調査内容確認8
9/16
(水)
要望書提出神奈川県庁2020年度要望書提出
11/5
(木)
要望書回答県民センター県障害福祉課より要望書回答・補助事業について

会計報告

収入の部

項目 予算額 決算額 備考
県精連事業費 350,000 350,000
委員活動費 80,000 56,000 委員活動費
(委員行動費
@1,000円)
事業活動費 27,000 294,000
合計 350,000 350,000

支出の部

項目 予算額 決算額 備考
委員活動費 80,000 28,000 委員活動費・
市町村補助事業調査費
事業費 270,000 167,820
会議費 10,000 4,020 会議室使用料
印刷製本 200,000 163,000 要望書・市町村補助事業調査報告書印刷丁合等
雑費 5,000 800 振込代
小計 295,000 195,820
県精連へ返還 154,180
合計 350,000 350,000

総括

年度初めより緊急事態宣言が出され、今までに経験したことのない状況が続き、なかなか委員会も開催できない状況でした。しかし、そんな中要望調査委員会の役割として7月早々に県へコロナ禍での事業所からの緊急要望書という新しい形での要望書を提出する際に事業所の現状について直接お話しできたことはとても有意義だったと思います。

部会の皆様や会員の方のご協力の中、今年度も活動を終えることができました。

次年度もまだまだ予断を許さない状況ですが、県には精神障がい者の方の現状、地域格差、事業所の希望などの都度伝えていきたいと思っております。

(要望調査委員長 羽根 由起江)

前期から継続して要望調査委員として活動させていただき、自分としても制度の理解、地域の特性やその課題を深く理解する場になったとお思います。また、要望活動を継続して行うことの意味と必要性を改めて感じることができました。

今年度は新型コロナウィルス感染症防止のためなかなか委員会ができないときもありましたが、各委員が連絡を取り合い、要望書、市町村補助事業調査票を完成させることができホッとしています。目まぐるしく変わる制度や、このコロナ禍の情勢において要望調査委員会で出来ることはまだまだあると感じています。来年度以降もより充実した内容の委員活動になることを望んでいます。この活動では様々な方のご協力をいただき感謝しています。ありがとうございました。

(かほんの丘 長坂)

今回初めて委員会へ参加させて頂き、1年目ではわからないことも多々ありましたが、理事長、委員長、相談役、周りの委員の皆様にアドバイスを頂くことで、形にすることができました。また、自事業所の拠点とする市町村だけでなく他市町村での補助について比較や、要望書を通じて委員会内でも、色々な意見、考えを伺うことができ、とてもいい経験になりました。

今年度の要望調査委員会では昨年に引き続き新型コロナウィルスの感染予防のため、開催頻度が前年度に比べ少なくはありましたがその中で、要望調査委員として新たに要望すべき点が出した方が良いのではないかなど自分なりに考える機会が多くあり、新たな生活様式が普及する中で新たな課題や要望が出てくるかと思いますが、引き続き要望を具体的に挙げてより良い方向へと行ければと思います。

(ジョブライフはたの 片倉)

この2年間を振り返ると、要望調査委員会で委員の皆さんとお会いできる事は、それぞれの地域の違いなどの話だけでなく、考えや困りごとなどをお聞きできる貴重な時間でもあったということを感じました。身近なこと、目先の事すらままならない日々の中、できることをやっていこうと奮起する力をいただいていたのだと思います。

そのような会議の機会はあまりもてない状況でしたが、それでも市町村補助事業調査で担当を持たせていただいた中で、改めて様々な情報を勉強させていただきありがたく思っています。委員長をはじめほかの委員の皆さんに大変お世話になりました。2年間ありがとうございました。

(パインナッツ 佐藤)

2年間という短い期間の中で、わからないことばかりでしたが、理事長・事務局長・委員長・委員の方たちに教えていただきながら「県への要望」「市町村調査」の2点の事業に取り組むことが出来ました。特に2年目はコロナ禍の中で委員が集まることが余りできず、1年目と同じ要望項目と同じ市を担当し、何とか終えることができました。県へ要望を出し続ける重要性を実感しました。

横須賀市は神奈川県の要望は直接反映しませんが、「会員事業所及び利用者の要望」の「市町村への要望」には、毎年横須賀の方からの要望が多くあり、この点も横須賀の事業所の課題とし、横須賀市へ要望を提出することの必要性を今まで以上に感じます。

今までは要望書や市町村調査が手元にあっても、さっとみる程度でした。

2年間携わり、神奈川県の障害福祉の状況や格差等、ここで勉強したことを今後に生かしたいと思います。

(すまいるEnn 重城)

2年間、要望調査委員として活動させて頂きました。

初めての経験で、迷惑をかけてしまうかもしれないと思い不安でしたが、委員会のメンバーの方々と相談しないがら楽しく活動させていただきました。

要望書作成をしていくなかで、実際に当事者の方の声を聴くことができ、何を求めているかを知ることができ、事業調査では、市町村によって地域差が大きく自身の住んでいる所以外の特色を知るいい機会になりました。

短い期間の中で、多くのことを学ばせていただきました。この経験を日々の業務に活かしていき精進して行きたいと思います。2年間ありがとうございました。

(にこにこパン工房 成瀬)